ミル・ファイユ・ヴェルト 新メニュー「造形・絵画リーディング」の紹介
ミル・ファイユ・ヴェルトでは、新メニューとして「造形・絵画リーディング」の提供を始めました。
「造形・絵画リーディング」とは、主に折り紙や粘土(希望によっては絵画も)を使って自身の
内面をかたちにし、自分の眼で自分の表現したものを眺めながら、作品に対するリーディングを
通じて、表現されたものがじかに自分の心のあり方を体験すると同時に、その作品によってクラ
イアントさんの心が変容を遂げていくという内容を持ちます。
言葉での表現が不得意なクライアントさんに有効です。そして、言葉を介さず、直接、無意識に
働きかけるので、ちょうど飲み薬を服用した後のような効果を身体で感じることができます。
きれいに作ることが目的ではなく、自分の無意識を折り紙や粘土を使って表現することが目的
ですので、リラックスして取り組み始めることができます。
<折り紙>
A4の用紙を台紙にして、その上に様々な形に切った折り紙を置いてイメージしたものを具象化
していきます。
通常は20色〜50色程度の折り紙を使用します。
大人になってから折り紙を手に取るのはあまりありませんので、
最初は慣れるために、手元の折り紙を円・三角・四角などに
切ります。そして、それらの円・三角・四角を利用して、自分
の中のイメージを表現していきます。
A4の用紙という「枠」があるので、その「枠」の範囲内で
好きに表現すればよいのです。
<どのようなことを表現するのか>
クライアントさんが抱えている問題をイメージ化していきます。
クライアントさんと話し合いながら、キーとなる考えや悩みなど
をイメージ化していきます。たとえば、就職について悩んでいる
のであれば、「就職」「職業」そのものを。また、漠然と「自分
の将来について」、もしくは、就職活動ができない今の自分
の心を表現するなどです。
<実際の手順>

ごらんのように、普通の市販の折り紙を使用します。

最初は折り紙を半分に切り、片方を使って三角形・四角形・円を
切り抜きます。こうしておくと、いざ何かを表現するとしても、
戸惑わずに、丸・四角・三角を台紙の上に置くだけで
スムーズに何かを表現していくことができるからです。
残りの紙は、自由に好きな形を切り抜いて後で使うことが
できます。

「現在の自分のこころ」と題して作ってみました。他の人が見ると
ほとんど意味のないものとしてしか見えませんが、作っていると
赤や黒や青や黄色がそのまま心のある部分に呼応して、
しかるべき場所に各図形を置いていくしかないことを感じます。
これにリーディングの解釈がほどこされ、その結果のイメージ
を再び紙面に表現します。一種の箱庭療法に似ている部分も
ありますが、リーディングを使用する点とカラフルな色を使用する点
で、心に対してよりストレートな影響を与えます。
<粘土による造形リーディング>
粘土は、ほとんどの人が幼児期、幼稚園や保育園、それに小学校低学年の「工作」の時間に
手に触れた経験があるけれども大人になってからはなかなか触れる機会のないものではないで
しょうか。
それだけにじかに粘土を触ることは、それだけでも子供の頃の気持ちを表面に感じやすくする
きっかけになる媒体です。
折り紙と異なり、粘土では3次元の物体に自己のイメージを投影しやすいのそれだけに解釈は
難しいかというと、リーディングではそれほど差はありません。
使用する粘土は、紙粘土に似た軽く成形しやすく手が汚れにくいものを選んでいます。

ちょっとピンボケですが、「現在の自分の状況」という題で作成さ
されたサンプルです。中が空洞になっていることが指摘されま
した。

最初のサンプルに動きを加え、「世界に向かってアクションを起こす
自分」という標題で作られたものです。しかし、奇しくもイソギン
チャクのような形から「自分は動かないまま」という状態が
表現に現れています。

能動的な動きを表そうとしたら、オートバイのような形になりました。

最終的な作品です。一応自分の足で立つところまで表現
にもたらすことができました。
<絵画リーディング>
主にクレヨンなどを使用します。
<対象年齢>
粘土:中学生以上
折り紙:基本的に中学生以上
絵画:基本的に小学生まで
*特に、粘土は、幼い頃形作ったものがそのまま粘土の形に表れるので、非常に古い記憶を刺激します。